チェーンの取り付け方
本製品をご使用になる前にチェーンサイズが一致しているか確認して下さい。 また、チェーンの調整方法はエキセントリックタイプやスライドタイプなど様々な種類がありますので、交換される車両の調整方法をご確認下さい。
ピンをチェーン工具によって抜き取ります。
※この際、進行方向に対して外側プレートの前方側のピンを抜くと作業がスムーズです。
ピンを後方に全て抜いて切り離します。
新しいチェーンと古いチェーンをクリップジョイントパーツを使って繋ぎます。 (クリップは使用しません。ピン付き外側プレートのみを使用します。) シールチェーンの場合、まだOリングは使用しません。
リアアクスル(チェーン調整部)を最もチェーンが緩む方向に調整します。仮止めした状態で新しいチェーンを1周に渡り通します。チェーンを張り、チェーンが長すぎないか確認します。
長すぎる場合には、何リンクをカットするのか確認します。余分な長さはカットして下さい。 この際、進行方向に対して必ず『プレートの前方側のピン』を抜きます。
クリップジョイントを、 チェーンの裏側からチェーンの繋ぎ目部分に差し込み外側プレートを取付けます。
この際、ジョイント部の表側・裏側の計4ヶ所にOリングを取付けてください。
※420サイズはノンシールのためOリングは必要ありません。
クリップをラジオペンチ等を使用して取付けます。
クリップの丸背側がチェーンの進行方向に向くように取付けます。
カシメジョイントを、チェーンの裏側からチェーンの繋ぎ目部分に差し込みます。
チェーン工具にて外側プレートを丁寧に圧入していきます。外側プレートを圧入の際はOリングを潰し過ぎない様に注意して下さい。
プレートの圧入量はノギスなどで確認しながら行うのが理想です。
チェーン工具を使用して、2箇所のカシメ部分を丁寧にカシメてフレア加工をしていきます。
適正なカシメ量で、フレア加工部分に亀裂などが入っていないか、2箇所ともよく確認します。
チェーンの弛み量を確認します。アクスル部分を左右均等に後方へ引き、チェーンの弛み量が約20~25ミリになるようにチェーン調整をします。
※オフロード車などのリアショックのストローク量が多いバイクは、もっと多くの弛み量が適正です。